付き合い始めの頃や、結婚生活がスタートしたばかりのラブラブ期は相手の短所も不思議と氣にならないもの。
ですが、いつしかその期間が終わりを告げノーマルモードに切り替わった頃には相手の嫌いな部分ばかりが目につき始める人もいるかも知れません。
相手が魅力的に映らなくなったり、嫌な部分を無理やり変えさせようとパートナーに意見しだしたりして関係がギクシャク
そしていつのまにか険悪なムードに陥るケースも多いのでは？
今日はラブラブ期を過ぎて起こるこうした状態を打破し、パートナーとの良好な関係を取り戻すためにあなたにも出来るたった一つの方法をお伝えします。
あなたも発症者？「あいつのアレイヤ病」
どんなにドラマチックな出会いを果たし引力のように惹かれた人であっても
どんなにあなた好みのルックスと知性を兼ね備えたイケメン君の彼氏と知り合えても
どんなにカリスマオーラを放ちまくってる眩し過ぎるほどの彼女と付き合うことが出来たとしても
そしてどんなに自分に誠実で常に笑顔で怒ったことがない仏のようなパートナーと一緒になれたとしても
この世に完璧なパートナーなど存在しません。
（むしろ不完全だからこそ愛おしいとも言えるのですが）
たとえそれが出逢った瞬間にビビビっときた運命の人だったとしてもです。
“魅力的で特別な存在”だった大切な人は、時が経つにつれいつしかあなたの日常に溶け込み、“いつもの相手”に変わる日が訪れます。
そんなラブラブ期を過ぎた頃に発症するある病があります。
「あいつのアレイヤ病」 です。
相手の欠点や自分の意図しない言動をする様子が目につき始めそこばかりが氣になりだす病です。
あなたも発症した経験ありませんか？
残念なことに、この病を発症すると
思い通りにならない相手にイライラを募らせ、相手の魅力的なところが全然見いだせなくなったり、必要以上に相手に「こうして欲しい！」を押し付けたい症状に駆られたりするようになります。
お互いのパワーバランスが崩れたカップルであれば、パワーの強い側が自分の理想のパートナー像を押し付け
相手が自分の意に沿って動く人間か否かでパートナーとしてふさわしい人物かどうかの判断材料にしてしまう人もいるかも知れません。
また本音で語り合える関係性を築けていないカップルであれば
素直に氣持ちを伝えることすら出来ないため「あいつのアレイヤ病」は更に重症化しパートナーへのストレスだけがますます溜まっていくケースもあります。
こうなってくると、付き合い始めた当初に色眼鏡なしで純粋に素晴らしいと思えていた相手の良い点さえも霞み、嫌なところしか見えなくなってしまいます。
そしていつしか相手をこうジャッジするようになるのです。
自分の願いを聞き入れてくれない、変わる努力をしないダメな人
氣持ちを察せない鈍感な人
選ぶべき運命のパートナーではなかった人
と。
相手を変えても結果は同じ
仮にパートナーがとても協力的な人だったとしましょう。
相手の悪い点を直してもらい、要求が満たされたあなたはひとまず満足します。
ですが、不思議と今度は他の嫌なところが見えてくる。
またまたあなたは新しく目につく相手の嫌いな点を指摘したくなるのです。
もう堂々巡りです。
では、パートナーを変えれば解決するのかというと、これもまた難儀な話です。
自分の理想のパートナーをまた新たに見つけ出すのは至難の技。
合コン・マッチングアプリ・お見合いパーティー・・・
色々手を出してみたけど、そんなに簡単には理想の相手には巡り逢えませんし
見つかったとしても、蜜月が過ぎればまた例の「あいつのアレイヤ病」を患うタイミングがやってきます。
相手を変える、またはパートナーを変えることには何も意味がないのです。
思い通りの彼氏・彼女は本当に魅力的か？
あなたの理想の相手はどんな人ですか？
ルックス・趣味・性格…
全てがあなたの思う通りの人が理想的なパートナーだとしたら
結局のところそれは常にあなたの価値観に合わせた人ってことになります。
あなたと全ての点においてマッチする人などこの世には存在しないのですから、どこかに無理が生じる。
これだと合わせてばかりいる側はエネルギーがどんどん落ちて沈んでいってしまいます。
本来のその人らしさを失ったパートナーはあなたと一緒にいても幸福感は得られにくくなっていくでしょう。
違いを認め合えてこそ築ける理想の関係
“あなたと同じ歩調で同じ方向を向いているパートナー”
確かにそのようなパートナーは理想的かも知れません。
ですが
あなたとは違う視点や価値観を持ったパートナーでも十分理想的なパートナーになり得ます。
あなたとは違う
違うってこんなにも素晴らしいことがいっぱいです。
- 何かの問題に直面した時あなたと違う視点で解決策を見出せる
- （違っていて当たり前と思うので）必要以上に干渉し合うことがない
- 趣味・嗜好が違えばあなたの体験した事のない世界を教えてもらえ、あなたの価値観や世界観は何倍にも広がる
- お互いの得意分野を合体したら二枚岩以上の強みを出せる（強度は足し算ではなく掛け算級！)
違うっていいでしょ♪
違うからこその一緒にいる意味も価値もちゃんとあります。
誰にでも欠点はあります。
当然相手から見たらあなたにも欠点はあります。
欠点を補完しあってこそパーフェクトなパートナーでいられるのです。
あなたにも出来る良い関係を保つためのたった一つの方法
想いが届かず相手に疲弊してしまっているあなた
昔のようなパートナーとの良好な関係を取り戻したい！
もしそう思っているなら
あなたにも出来るたった一つの方法があります。
それは
相手を変えるのではなくあなたが変わることです。
行動を変える、視点を変える。
自分が変わる事で不思議と相手にも良い変化が起こってきます。
例として、実際に私たち夫婦にあった出来事をご紹介してみたいと思います。
まーちゃんはスッキリが大好きな綺麗好き♪
長い時間を過ごす家の中はいつも綺麗に保ちたい派です。
一方のんちゃんは結構なズボラさん。
持ち物の置き場所もいつもバラバラで時々アレが無いコレが無いと騒ぎ出します。
靴も、洋服も脱ぎっぱなし、飲みかけの水もビール缶もそのまんまがしょっちゅうでした。
（やりっぱなしが多いので、のんちゃんのことを「ぱなしの男」と呼んでますw）
そんなある日、まーちゃんは綺麗にしても綺麗にしても散らかすのんちゃんのやりっぱなしに我慢がならずブチギレてしまいました。
その時のんちゃんから返ってきた言葉は
「まーちゃんと僕の綺麗好き度は違うからいつも僕の限界値に達する前にまーちゃんが先に片付けちゃうんだよね〜。」
でした。
上手いこと言うよね〜〜〜♪
いやいや
おいこらっ💢
もともと綺麗になってたんだから散らかした奴が原状回復するのは当たり前だろ！とイライラを募らせ
片付け習慣を身につけてもらうことをのんちゃんに要求し
やっぱり散らかすのんちゃんにまたイライラ💢💢💢
そんな状態が繰り返し続いていたある日のこと
ふとこう思い直すタイミングが訪れます。
「そっか、綺麗を保ちたいのはのんちゃんではなく私だ」
「綺麗を維持したい私の願いを聞き入れてくれないのんちゃんが悪いのではなく
私はただ綺麗でいることが好きなのだ
私自身がそうしたいのだ。」
そこに氣付けたまーちゃんは
相手目線ではなく自分目線で意識を変え行動を起こしてみました。
私はお掃除が好き！今は好きなことをしてる！
と考えながら散らかりを綺麗にしてみたのです。
すると
のんちゃんのぱなし行動にも以前ほどイライラしなくなり、まーちゃんが口にするネガティブワードも減ったのです。
そして次第にのんちゃんも協力的になってくれ、家の中は以前よりも整い、そして穏やかに変わってゆきました。
相手を変えるのではなく自分を変える
もしも相手に変化を求めるのであれば先ずは自分から変わることです。
その様子に氣づいたパートナーもあなたに合わせて自然と変わってくれるはず。
希望通りに変わってくれない相手に
無駄にイライラする必要も
相手に無用な期待をし失望する必要も
ぎくしゃくした関係を続ける必要もない
パートナーとの良い関係を維持するための解決策として最も平和的にそして手っ取り早く出来る方法です！
相手が悪く見えてしまう根本的な問題
あなたを傷つけるパートナーならもちろん例外ですが
それは相手の欠点が悪いのではなく変われないあなた自身に問題がある可能性も
変わってくれない相手にイライラする氣持ちをそっと横に置いて
変わることでポジティブになり、ワクワクする自分をイメージすることから始めてみください♪
あなたが変われば周りも変わる！
今日もあなたがあなたらしく、生き生きとハッピーな日を過ごせますように♡
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