何かをする時についつい発する言葉
「~しなくっちゃ」
「~じゃなきゃ」
無意識の間に口にしていませんか?
この言葉、実は結構なパワーの持ち主。
知らない間にあなたのこころを誤魔化し、鎖となってあなたを縛りつけ、時にはあなたを蝕む毒にもなる言葉です。
まーちゃんもかつてはよく口にしていた「~しなきゃ」を発動させる、「ねばならないマインド」
今日はねばならないマインドを持ち続けることでひっかかりやすくなる罠と、それを手放すと人生がとてもハッピーになる秘訣についてお話をしたいと思います。
「~しなきゃ」を口にする理由
日々生活していると、行動に移すには腰が重くてちょっとエネルギーが必要って時ありますよね。
そんな時についつい言ってしまうのがねばならないマインドが生み出す
「~しなきゃ」ってセリフ
面倒なことや、ハードルがちょっと高いことをする時は、強制的に自分をやる氣にさせるモチベーションアップの起爆剤が必要。
そのためにこのセリフをよく使っている人、わたしの周りにもいっぱいいます。
そして都合よく、最もらしい言い訳や理由にも使えるのが「~しなきゃ」
本当はしたくないんだけど、周りに合わせてそうしなければいけない時とか
責任を果たしている出来た大人をアピールする時にだって使えるのが「~しなきゃ」です。
さらに面白いことに、やりたいことをする時にもなぜか言ってしまう「~しなきゃ」のこの言葉
本当はそれをするには後ろめたさが残るんだけど、自分と周りを納得させたいがために発動するのもこの言葉です。
いろんな場面で都合よく使っている「~しなきゃ」
だけど、実はこの言葉を使い続けると
知らず知らずのうちにあなたをどんどん蝕んでいきます。
ねばならないマインドの罠
言葉の力は強力です。
普段何氣なく使っていても、何度も口にするうちにその言葉は言霊となってあなたの行動に強く影響を及ぼすようになります。
「~しなきゃ」を口にするうちに…
こんな状況に陥っていきます。
自分の視野を狭めてしまい、大きなチャンスを見逃す
ねばならないマインドが先行すると、それ以外のことが視界に入ってこなくなります。
そして目の前に差し出された絶好のチャンスにすら氣付けずに通り過ぎてしまうのです。
選択肢がないという氣持ちに陥り、別の道を選べなくなる
ねばならないマインドのスイッチが入ると「~しなきゃ」に一生懸命になるので、他の選択肢があってもそちらを選ぶことが出来なくなります。
せっかく自分の直感が「違う!」と教えてくれている時でも、やらなくちゃを優先して本当は必要のないことでもやり続けたりします。
満員電車の車内、行きたくもない飲み会、合わない学校や会社、名医と勧められた病院
あなたが
そこに本当は行きたくないと思えば
もうそこは行く必要のない場所です。
あなたの人生には常に他の選択肢があることを思い出してください。
自分に強いて行動するので、他人にも同じレベルを要求するようになる
「~しなきゃ」が発動する時、本音ではこれっぽっちもやりたくもない事を義務感に駆られて無理矢理に自分に課している時もあります。
そういう時って自分がこんなに頑張ってるんだから、あなたもやりなさいよって氣持ちが頭をよぎりませんか?
こうなってくると相手の言動が不満になり、相手のここが氣に入らない、あそこが氣に入らないとあれこれ文句を言ったり、相手をジャッジしたくなってきます。
本当にやりたいことをやっている時って実はそんなに相手の行動は氣にならないもの
でも、自分に強いて行動するあまり、相手を思いやるより先に相手にも自分と同じくらい大変な思いをさせたいって氣持ちになって自分にも相手にも厳しい態度を取るようになってしまいます。
悪いことが起こると他人やもののせいにしたがる
ねばならないマインドで行動すると思わぬ結果に直面した時に打たれ弱くなります。
自分の意思でやったわけでもなく、受け身の姿勢で進めた結果、「こんなはずじゃなかった」に遭遇すると、もう誰かのせいにしたり、もののせいにしたりせずには居られなくなります。
だって、自分のやりたくない気持ちと関係なく、仕方なくやった結果なんですもん。
悪いのは私じゃない、あいつなんです。
自分のこころの声(=欲求)に蓋をするようになり、本当に自分が欲するものが分からなくなる
ねばならないマインドを続けていると、一番厄介なのがこちらの罠
本当の自分の氣持ちとは反対の行動をとるうちに、自分が何を欲してるのかが分からなくなってしまいます。
私にもこれが一番べっとりと染み付いて今だに手放しきれない厄介な罠なのですが
幼少期から大人の顔色を伺い「~しなきゃ」を言い訳に毎日行動しすぎたあまり
自分が何をしたいのかが分からなくなってしまったのです。
誰かの奢りでレストランに行っても、自分がその時に一番食べたいものじゃなく
奢ってくれる人に対しての礼儀だと思い込み
一番安いの頼まなくっちゃ な思考になったり
どこかにお出かけする時も
〇〇時までに帰らなくっちゃ を考え
本当に行きたい場所に立ち寄ることを諦めたり、焦るあまりこころから楽しめなかったり
こんなことを繰り返しているうちに
ねばならないを常に優先して選び続けるあまり
いつの間にか自分のやりたい事、食べたいものすら分からなくなってしまいました。
こうなってしまうと、自分が本当にやりたい事に従順な人間に戻るって結構難しいんです(汗)
といった具合に…
ねばならないマインドが仕掛けてくる罠
あなたも結構ハマっていませんか?
ねばならないマインドを手放せば幸せ度がグッと増す
このついついやってしまいがちな「ねばならないマインド」
日々の生活の中で自分がいつ思い込んでいるのかや、何に対して思うのかに氣づき
手放す事を意識しだすと物事の捉え方が変わり
幸せと感じる度合いは驚くほど上昇します。
という事で、
最後は実際に私がねばならないマインドを手放すようにこころがけた事、そしてその後に起こったポジティブな変化についてお話しします!
変化その①:のんちゃん(旦那さん)への不満がめちゃくちゃ減った
私がのんちゃんに対して不満に感じていたことは主に家の中のこと
私ばっかり面倒な掃除や料理をしなければならないと思っていた氣持ちを「~したい」に変換ししてみました。
そうすると実は、
家の中を綺麗にキープしたいのは私
美味しく手料理を作って食べたいのは私
と思えるようになり、どちらも私がやりたいからやるんだ
とポジティブな思考の転換が出来るようになりました。
変化その②:人やもの、出来事をジャッジしにくくなった
ねばならないマインドを手放してからは、自分と違った考えの人、自分と違った行動をする人をだいぶ受け入れられるようになりました。
自分とは反対側にいるいろんなスタイルの人の存在も受け入れられるようになったので、以前と比べると無駄に怒りを感じる回数が格段と少なくなりましたよ。(健康にも良さそうw)
毎日穏やかに過ごしたい氣持ち、大切ですよね。
変化その③:起こって欲しくない出来事に遭遇しても前向きになれた
一見すると起こって欲しくないような出来事を経験しても、ポジティブな捉え方が出来るようになりました。
起こった出来事のその先の可能性を色々考えられるようになったり
もしかしたらこのピンチはチャンスなんじゃない!?
って発想に変えることが出来できるようになりました。
起こった出来事は考え方次第で良い方向にも悪い方向にも持っていけます!
全てはあなた次第ですw
変化その④:自分のこころに素直な選択が出来るようになった
自分らしい人生を楽しく生きる
そのためには自分が喜ぶことをしてあげることも大切
でも自分の欲求が分からなければ、その願いを叶えてあげることすら出来ません。
私の取った行動は
今の自分に何がしたいのかを質問してあげること
です。
すると、結構こうしたい、ああしたいが浮かんできます。
言い訳を考えずにそのまま感じた「やりたい!」の氣持ちを受け入れて実行してあげることを続けたら
自分のこころ(魂)が喜ぶ選択が自然と出来るようになり、幸せ感がとっても増しましたよ!
変化その⑤:~したくないもしっかり意識でき、意思表示出来るようになった
もっとよかったのは、何がしたくないかもはっきりと意識出来るようになったことです。
やらない選択をするってことも自分に素直でいるため、自分のこころを大切にするためには大事なことですよね。
ねばならないマインドを手放し人生をハッピーに変える秘訣
思考って結構素直で、「〇〇したい」に変換すると自分が本氣でやりたくない嫌なことは避けるようになります。
ねばならないマインドに囚われている方は是非「ねばならない」マインドから「~したい」マインドに変換することを実行してみてください!
ハッピーな氣持ちで毎日過ごせるようになっていきますよ!
ちなみに
ここまでねばならないのマインドについてお話ししてきましたが、「~してはならない」にもそのまま当てはまると思います。
やらなくて後悔するよりもやって後悔しよう!
世の中やっちゃいけないことなんてそんな沢山は
ない!w
今日もあなたがあなたらしく、生き生きとハッピーな日を過ごせますように♡
コメント